偏愛文章群-1
OVA『青の6号』についての気ままな雑感を書き連ねています。その1。
番号が飛んでいるのは削除した部分です。
多少ネタバレを含みますので、自己責任でお読みください。
OVA『青の6号』についての気ままな雑感を書き連ねています。その1。
番号が飛んでいるのは削除した部分です。
多少ネタバレを含みますので、自己責任でお読みください。
『青の6号』、ホントは最初っから真剣に見ていたわけではなかったんです。面白い話だなって、ボーッと見てました。
速水もですね、「なんでこの男はこんなダルダルなんだ」と思いながら。いや、かっこいいとは思ってました。しかし私はあんまりアニメーションの中の男を本気で(?)好きになることってないんです。だからフツーに(いや、けっこう冷めて)「かっこいいかな。斜に構えすぎではあるけど」と思いながら見ていました。
私が本当に、心の底から速水を好きになったのはラストシーンでした。
震える手のアップ。
ずきゅーーーん!!ときましたね。直撃だった。なんか音聞こえたような気したもん。「ずきゅーーーん!!」って(笑)。
それと同時に今まで「?」と思っていたことが一気に氷解。「なんだ、お前ふつうの男じゃん!!」って。
彼の弱さをあんなふうに表現されて、落ちない女子がいましょうか。
………すいません言いすぎました。
でも、私は、落ちちゃいました。アハ。←アハって何。
page topWOWOWで放映したものを、何気なくビデオに録画してたんです、『青の6号』。1度全部通して見たのですが、その後見てません。こわくて。完全に速水の虜になりそうな気がして。
とりあえずネットで検索かけてみました。さすがに5年も前の作品だから、『青6』をメインで運営しているサイトさんは皆無と言っていいですね。オフィシャルサイトなんかに飛んでみました。
そしたら………大スクープ!! 速水のフルネームは「速水 鉄(てつ)」だった!!
私はその時叫びました………。
「"てつ"ってどういうことやあーーー!! "てつ"って何やねん!! うそおーーーっ、イメージぶっ壊れや!!」
………ならどんな名前だったらいいのでしょうか。自分でもよくわからないのですけど、「鉄」って名前にショックを受けたのは事実です。「"鉄"っつったらジャリん子チエやがな!!」という理由からかもしれません(笑)。
しかし、作中でも艦長が「速水鉄!!」ってちゃんと呼んでるし、最後のクレジットにも当然出てるんですよね。そんだけいい加減に見てたってことですが………。
page top「速水 鉄」……その名前に違和感を覚えつつも何となく慣れてきたある日。またいつものように『青6』情報を求めてネットをうろついていた時のことです。私の目にものすごいものが飛び込んできました。
「速水 鉄 / 趣味:盆栽」
……ぼ、ぼ、ぼ、ぼんさいって、何!?
変な設定すんなあーーーっ!! ようやく"鉄"って名前にも慣れてきたのにぃーーーっ!! きいーーーっ!!
しかし、あとで見直すと(2回目)、速水のいるビルの屋上にも鉢植え(枯れている)がゴロゴロ転がっているし、そうなのか……? 速水……。
page topアニメーションは1回しか見てないので、うろ覚えで速水を描こうったって描けるものではありません。私が描くと、何故か速水がかわいくなってしまう。男っぽい男が描けなくなってる……焦った私はネットで速水の画像を探しまくりました。
そこでいろいろなことを発見。まず、速水の目は「三白眼」だということ。要するに白目が少し多めなのですね。ぎらりんっとした(時々とろんとした)目はまあこれでOK。顔にも鼻にも口にも特徴大いにあるのですが、何とか頑張って1枚、CGを完成させました。
が、ふと気付いて確認。
「速水って、手袋、左にしてたよなあ?」
……うろ覚えにもほどがあります。速水の手袋は右です。UPする前に気付いて本当よかったー。
page top私は、『青の6号』という作品そのものが好きなわけではなく、「速水鉄」が好きなんだろうなあ、と思います。
なぜ彼を好きか? その理由の1つに、恋愛感情を彼がほとんど持っていないことが挙げられます。ミューティオに対しては微妙なところですけど。ひかれてるのは確かだと思いますが、恋愛感情というはっきりした形ではないので、まあOKでしょう。
私、アニメーションの中で主人公達に恋愛をされると冷めてしまうという変なタチなので、恋愛をしないアニメーションには必要以上に肩入れする傾向にあります。
自分の好きな男には、フリーでいてもらいたいじゃないですか。←そういう問題か?
page topミューティオについてですが。
ミューティオって、最初に出てきた時が一番女っぽかった、と思います(いや、女じゃないんだけど)。巻が下るに従ってかわいくなっちってさあ。ちょっと予想が、外れました。
それにしても速水は何でミューティオを助けたのかなぁ……。なんであんな一生懸命に。
自分がいつも海で助けられてたからかなあ……?
page top初めて『青6』を見て、漠然と思ってたこと……「速水がダルダルなのに、紀之はがむしゃら。なんでこう両極端なんだ」と。
まあ紀之の理由は明らかですよね。頑になるのはもっともなこと。怒りと憎しみが彼女を突き動かしているからがむしゃらなんですが。
速水の方はもっとこう……ほんと"水底(みなそこ)"に沈んでいくような心の重さ。後悔と、あきらめ。過去の暗い闇にとざされて、一条の光も見えない感じ。
でも……、彼の沈む水底にも、光は届いた、んですよね。
page top『青6』をついにもう1度見ようと思って、録画ビデオテープで2度目を見ました。
ぐっはーーーーー!! やられました、もうメッタメタに。BLUESほんのちょこっとしか見れなかったのに、ダメでした、床ひっかいてました(笑)。
ちょっと動きがカタい感じがしないでもなかったですが、なんつうカッコよさだ速水………!!
そして、私の描いたらくがきは、すべて「速水じゃない」ということがわかりました。速水じゃない………全然、別人。
さあて、困った。
でもね、背景とか速水の心ん中を知らずいきなり初回に速水見た人はひくと思います。紀之が注射器ふんづけたシーンで、「こいつ(←速水)ジャンキーか? そういや危ない目つきしてるもんなあ」って私ですら思いましたもん、さすがに。
あと、速水の声がいいのですが(速水役は郷田ほづみさんです)、私は最初は、なんかふつうだな、と。スイマセン。耳が悪いのでダメなんです、よっぽど特徴ある人じゃないと。だから多分私は、後ろから速水が声かけてきても(んな事はあり得ませんが)、速水だとは気づかないでしょうね、きっと。
追記(06年):現在は、郷田ほづみさん出演作品と知らなくても、聞いていればほづみさんの声だと即座に気づくようになりました。だから、速水があの低い声で呼んでくれたら絶対にわかる自信がありますよ!(笑)
page top2回目見ている時、最初は、「速水かっこいいーーー」とか「かっこよすぎるーーー」とか叫んでいたのですが、話が進むうちにだんだん辛くなってきました。……速水と同化してたみたいです、私。
はじめのうち、速水には退廃、あきらめ、の他に虚無的なものを感じました。何もない、自分の存在意義なんてどこにもない、というような。でも、ミューティオやアカハゲと心を通わすうちに、そうじゃないことに気づいていく……。
考えてみれば21歳の速水が18の紀之を笑えないでしょう(笑ってたけど…)。あの時笑ってたのを見て、速水は25〜6歳という設定なのかなと思いました。速水だって十分若い。存在意義とかさあ……。「俺が殺したんじゃない」って必死に否定してたけど、本当は自分が殺したんだって思ってたこととかさあ……。確かに重いけど。彼のしてきた事は(サルベージの仕事とか、ほかのもっとひどいやり方とか)、間違ってたかもしれないけど、そんなに苦しまないでよ、と思わず呟いてしまうほど辛かった。
でも、これから先どうすればいいのかをわからせてくれたのがミューティオたちだったなんて、皮肉な話ですよね…。人間は、同じ人間なのにわかりあえないことが多すぎる。ゾーンダイクの絶望は、そこからきている(た?)のかもしれない。
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